豊島さんのコラム「暮らしに役立つ内装アドバイス編」

組み合わせによって!?やっぱり好みが一番!?

組み合わせによって!?やっぱり好みが一番!?

今年も例年通り「梅雨入り」・・・ 植物が、雨でイキイキとしていませんか♪

ただ、雨によって肌寒かったり、外出が億劫になったり・・・室内では雨音で落ち着くこともありますが、ジトジトと感じることもあるのでは!?そんな時こそ、家のリフレッシュ計画はいかが♪

まずは外周り!外壁は、面積が大きい分、考えている色よりも少し濃い色を選ぶのがポイント。色がいっぱいあって迷うかもしれませんが、使っても「3色」までがBetter!

色を使い過ぎると統一感がなかったり、にぎやかになりすぎて、派手さばかりが際立ってしまうので要注意です。玄関廻りやベランダ・テラスなど、部分によって色を変えアクセントをつけるのもオススメです♪

内装の場合では、『床・壁・天井』の組み合わせでは、床を暗くして壁から天井にむけ明るい色にするのが一般的です。これは、収縮色から膨張色へ変化をもたせることによる効果・・・目線による色の変化で部屋全体に広がりを感じることができるんです!

また、柄や模様でも空間が違ってきます。大きい模様は、存在感があるため狭く見える場合があります。部屋の広さや使用する面積で変化を上手くもたせるのがコツです。縦のストライプは高さ、横ストライプは横の広がりを強調する効果もあります。同じ空間でも色や柄によって異なって感じるので、クロスカーテンなどで工夫してみてくださいね!

色や柄による法則にこだわらず、自分好みの意外?な組み合わせのほうがより良い空間になる場合もあります!☆彡あらためて、「色」に目を向けてみてはいかが!?

素材ならではの楽しみ・・用途によっても変えられる!?

素材ならではの楽しみ・・用途によっても変えられる!?

今年、関東では10数年ぶりで「春一番」が吹かなかったせい?なのか、気候も不安定で突然「ヒョウや落雷、豪雨」の自然現象が多発!今の季節ならではの「新緑」も、なかなか楽しめないのでは!?

そんな時にこそ、自然が感じられる「色使い」はいかがですか♪

最近は建具や壁、家具などは既製品を使用することが多いですが、既製品のサイズ・好みが合わなかった場合、建具や家具業者または、大工さんが作成することもあります。せっかく素材を選んで作成することにしたのに、ベタベタに塗って台無しにはしたくないですよね。

塗装材料もいろいろ・・・素材を生かす場合、着色はせずクリア仕上げがオススメ!クリアでもツヤのだし方によって光加減の変化も楽しめます。クリア塗装は、ツヤの度合いがあって、調整も可能・・・塗装材料も種類が多いので、素材や使用場所(塗装の持ちにも変化が!?)などによって塗装方法も異なります。まずは、プロに相談するのがオススメ♪

壁や天井も全面クロスではなく、一部を合板や板貼りにしてクリア仕上げで「自然」を感じることも出来ます。

また、現場製作「空間に合わせたピッタリサイズで素材や色を選んだ机や本棚」にするのもいいのでは!?

既製品に比べてコスト高になる場合や制作ができない場合もあるので、まずは施工業者に相談してみてくださいね!当社は職人さんも遊び心タップリ?本棚や机の制作など、大歓迎です!!

当社ブログ「新築実況中継!」も参考にしてみてくださいね。「色彩」による変化だけでなく「素材・自然・塗装」によっても空間や心の癒し効果、安定も楽しめるので、内装の検討アイテムに加えてみてはいかが♪

せっかくイメージしたものが!?

せっかくイメージしたものが!?

やーっと暖かくなり桜や色とりどりの花が咲き始めてきました。

でも、「春爛漫」とはいえ、花冷えの日があるのも「春」の特徴。。。おかげで、チューリップも咲いたと思ったら、つぼみに戻ってまた咲いて・・・繰り返し楽しめるのもこの季節ならではですよね♪

そんなやっと新しい生活にも慣れ始めた頃・・・少しずつ自分の落ち着ける空間作りをしてみませんか!? 自分のお気に入りや、必要最小限の生活用品などを取り揃えてみたものの、なぜかまとまりがない? 落ち着かない? と思うこともあるのでは?!

まずは、これから揃えたいと思っているものも含めて、お気に入りの雑貨や家具の色合い素材の確認! その上で、洋風・アジア風・和風・無機質、明るい・落ち着く・広~い・楽しいなどなど、イメージを膨らませて、家具と部屋全体を上手く調和させてくださいね♪

考えがまとまり、いよいよ壁紙! 実は、これからが大変?! 今まで経験されている方ならよ~くご存知かと思いますが、クロスはとーっても種類が多い

そこで、ちょっとしたアドバイス!

 

まずは「違う!」と思うものを削除!!

それからサンプルを取ってみる!

 

でも、実際に工事が終わるとイメージと違う・・・・なんてコトも!? 実は、明るい色は小さい面積で見た場合に比べて、大きい面積になるとより明るく見えるんです(織目柄を選んだのに、無地?なんてことも・・・)。 そして暗い色は、面積が大きくなるとより暗く見えます。

色の面積効果・・・前回の膨張色と収縮色と似ていますね! 候補を選び、迷ったときは業者に相談してくださいね♪ 1番大切なのは、実際の現場で確認するコトです・・・お忘れなく~!

色によって感情や印象、サイズまで!?

色によって感情や印象、サイズまで!?

一雨?今年は一雪ごとに温かさが増してきたと思ったら、またまた冬のような寒さ・・・そろそろ、本格的に「春」のポカポカ陽気を感じたいですよね♪ 春は卒業に入学・・・新たな出発や旅立ちシーズン!気持ちも新たに日常生活の変化を楽しんでみませんか!?

それには、「色」の取り入れ方で、感情や行動力を表すことや、コントロールをすることも可能なんです。


  • 炎=赤=暖かい・活動的・情熱
  • 海・空=青=冷たさ・広さ・清涼感
  • 黄色・オレンジ=ビタミンカラー=元気・若々しい
  • 金・紫=ゴージャス=高貴なイメージ・個性的
  • 緑=植物=新鮮・安らぎ
  • 白=ピュア・素直=自然体・上品など
  • パステルカラーなど薄く淡い色は軽~い感じで春らしいイメージ

また同じ物体や空間でも、広く大きく見えたり、狭く小さく見えたり・・・色の使い方によって変わる!? 囲碁の碁石・・・実は、白石に比べて黒石は0.3mm、厚みは0.6mm大きい!(商品により多少異なります)

白は膨張色、黒は収縮色となるため、視覚のバランスを考えて作られているんです!!

膨張色=明るい色で広く膨らんで見える

収縮色=暗い色で引き締まって見えるのが特徴です

日差しが弱かったり、窓がふさがっていたり、小さかったり・・暗く狭いイメージのお部屋には膨張色の明るい色を、壁紙などに使うと広く感じます♪ 洋服に収縮色を取り入れると、引き締め効果も!?

色を上手く使うことによって、心理的効果や印象にも変化が出てきます。また、自分の好きな色には、安心感や落ち着き感を与えてくれて、癒し効果まで!まずは、服装など身近なところに取り入れ、試してみてくださいね♪

寒い!クールなだけでなく!?

寒い!クールなだけでなく!?

節分では、無病息災を祈って豆まきして鬼を退治・・・無事に立春を迎えられたことと思います♪

ただ立春とは名ばかり・・・まだまだ?続く激しい寒波の中、勉強を頑張っている学生や追い込みをかけている受験生も多いのでは!? そんな頑張りやさんへ、少しでも寒さを和らげてもらうために、部屋のアクセント暖色コーディネートを実践されてはどうでしょうか!

今回は、「暖色」の温もり感だけでなく、より勉強の集中力を高める部屋にしてみませんか♪

前回の「暖色」の反対にあたる「寒色」は、別名「鎮静色」と言われています。

この「寒色」、は氷や水・・・涼しさやさわやかさをイメージする青や緑、白、グレーや黒などがあります。「寒色」と言うだけに「寒い!」と思われがちですが、「鎮静色」ならではのメリット=精神を安定させ高ぶった気持ちを落ち着かせる効果があるんです!そのメリットを十分に活用!!

  1. 集中力を高める → 勉強部屋や書斎
  2. 落ち着かせる → 寝室やリラックスしたい部屋など

ただ暖色同様に明るさや濃さを考えて、寒色の中でもイメージに合った色合いを選ぶのがポイントです♪例えば、勉強部屋には「鮮やかな青」で、さわやかすっきり・・・カーテンやイスのクッションカバーや敷物に使ってみては、いかが!?寝室やリラックスしたい部屋に「緑」のナチュラル感や穏やかさ・・・ソファーやベッドのカバーなど。

この時期ならではの頑張りやさんに、集中力UPコーディネート&休養には落ち着き感コーディネートにしたら気持ちも新たに頑張れるでは!?

少~し変えるだけで!?

少~し変えるだけで!?

新春の候、冬晴れの日が続いているとはいえ厳し~い寒さの日々・・・室内にこもって、暖房器具の前から離れられないのでは!?これからが寒さも本番! 年末にせっかくスッキリ片付いた住まい・・・寒さに負けない?待ち遠しい春を先取りの暖かい空間にしてみませんか♪

「温もり」は、暖房器具から得られるのは当然ですが、視覚から感じることもありますよね!?

そう!色を使ってひと工夫!!

「色」は、どのくらいの分量をどこで使用するか、組み合わせ方によってもイメージが変化するので、配分が大切なんです♪

その色の基本になるのは、

その1
天井・壁・床の内装といった1番広範囲で使われる「ベースカラー(基調)」

その2
家具・カーテン・ソファーなど変化をつけたり個性が出る「アソートカラー(配合色)」

その3
クッション・インテリア小物といった空間を引き締めたり、動きをつけたりすることのできる「アクセントカラー(強調色)」

この3つ。

割合にすると、ベースカラーが70%・アソートカラーが25%・アクセントカラー5%・・・まずは、「暖かさ」をイメージする「赤・オレンジ・黄色」といった「暖色」をアクセントカラーのクッション・インテリア小物に使って変化を楽しんでみてはいかが♪

「暖色」は、食欲や空腹感を増進させる効果もありますが、気持ちを高ぶらせる作用もあります。寝室など落ち着かせたい部屋には、使い方にちょっぴり注意!?暖色でも明るさや濃さによって、鮮やかな色・穏やかな色など感じ方が異なるので工夫次第・・・まずは、トライしてみてくださいね♪

代表取締役 豊島 潔
代表取締役 豊島 潔