ご存知ですか!?自然塗料の原料にはどんなものがあるのかを。
前回お話しました『自然塗料』。自然素材から精製されて作られてますが実際にはどんなものがあるのかご存知でしょうか?天然の油脂・加工した油脂・樹脂・ろう・うるし柿渋などがあります。
一般に知られてるものとして『油脂』の中にはひまわり・アザミ・大豆・桐などを原料としたもの、『ろう』では蜜ろう・木ろうなど、『樹脂』には松ヤニなどがあります。
それぞれの使い道として、油脂や樹脂+顔料で着色剤として色をつけることができます。ろうは、樹脂と配合することにより光沢を持たせられるので仕上げ用のワックスとなります。昔から家具・建具の塗装に使われている「うるし・柿渋」等には訳があったのです。
うるしは耐水性・耐熱性・耐汚染性に優れてしっかりとした塗膜を形成しますし、柿渋には耐水性があり漁網に使われていたそうです。家具等に塗ると使っているうちにいい色合いが出て、渋い落ち着きをかもし出します。
実際の塗料として内部・外部と種類もあるし、各アレルギーに対応したもの等各種あります。まずは信頼の持てる業者さんに相談して勉強してみるのはいかが?