今回こそ?アレルギー対策に有効な住まい『高気密・高断熱・計画換気住宅』の完結編となります♪前回はそれぞれの役割と良さを再度、わかっていただけたと思います。最後にあった身体に影響を及ぼすのは何でしょうか!?
これからの季節、寒くなり空気中にある水蒸気が室内の各場所で温度差などにより水滴に変化して『結露』が起きてきます。よく目にするのは『窓』に起きる結露だと思いますが、実際には目に見えない所でも発生しているのです!例えば、押入れや壁の内部や洗面所や床下や天井裏など。外気温との温度差は小さいのに、なぜ?といった場所まで!
それは、気温が低いと水蒸気が水滴に変化しやすくなりやはり『結露』が起きてしまうのです。他に換気不足によっても、水蒸気は水滴に変化して結露の原因となってしまいます。この『結露』は、壁や木材などにこもり腐敗の原因にもなりますし、それは『カビ』にもなってしまうのです!またこのカビを食べる『ダニ』も発生!この『ダニ』が身体に悪影響を与えるのは、説明をするまでもないかと思います。(アレルギーになる原因ですよね)
では、この『結露』の発生を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか!?家全体の『湿度』と『温度』を一定に保ち空気を循環=換気することなのです!それは・・・今まで、説明しました『気密・断熱・換気』を充実させるコト!!また乾燥するこの季節の『インフルエンザウィルス』も湿度により緩和されます。
これで、身体はもちろんのコト建物にも優しく快適で長持ちできるのがわかっていただけましたよね♪では、今までのコラムを踏まえて、お住まいの家や、これから計画している家をもう一度見直してみませんか。